SENSY Product Dev Tech Blog

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SENSYのインターンのここがすごい!(インターン体験記)

こんにちは! インターン生の山口です! 2024年4月から慶應義塾大学大学院理工学研究科に進学し、現在は修士課程1年です。 SENSYでのインターンについてご紹介いたします!

インターンの流れ

SENSYのインターンでは研修を経て、業務を行います。

研修期間

個人的にSENSYのインターンの最大の魅力は、この研修にあると思います。 企業の社内研修、しかもインターン向けの研修となると、残念ながらカリキュラムがあまりしっかりしていない企業も世の中には多くあると思います。 しかしSENSYのインターンは、取締役CROで元・千葉大准教授の岡本さんに授業をしてもらえるので、めちゃくちゃクオリティーが高いです。 そしてなんと研修期間も有給です! 正直、こっちがお金を払いたいくらい手厚いので、お給料をいただいていることが申し訳なくなっちゃいます笑 教科書はO'REILLY社の「ゼロから作るDeep Learning」で、授業を受講したあとはGoogle Colabで課題に取り組みます。 この課題がめちゃくちゃありがたいです。 「教科書や授業で理解したつもりだったのに、実際に手を動かすと何もできない」という経験、大学生なら一度は経験したことがあるかと思います。 ネットミームでよくある「完全に理解した(何もわかってない)」ってやつですね。 この課題に取り組むと、その壁にぶち当たります。 さすが大学の元准教授、躓きがちな痛いところをついてくるんですよね...笑 でもこれを乗り越えると、一気に理解が深まります。 AI技術について本当にゼロから学び、最終的には業務に携われるレベルまで一気にステップアップします。 かなりハードですが、全部クリアしたときの達成感は半端ないです。

業務

やっと研修をクリアできた...と喜んでいるのも束の間、その後はいよいよ実務が待ち受けています。 社内で実際に進められている研究開発の一部をタスクとして割り振っていただき、そのタスクを黙々と進めていきます。 しかし、ここでまたしても「(研修の内容を)完全に理解した(何もわかってない)」の壁にぶち当たります。 「タスクの内容が理解できない...」 「これ研修でやったはずだけど、なんだったっけ...」 授業資料を見返したり、Google先生とキャッチボールをしたり、VS Codeとにらめっこをしたり... こうして少しずつ理解を深め業務を進めていきます。 研修では手取り足取り教えてもらえましたが、業務はある程度自分で考えることが求められます。 また、研修で教わったことは知っている前提になるので、当然研修よりも業務の方がはるかに難しいです。 しかし、分からないことが1つ解決すると、他の分からなかったことも芋づる式に解消するので、指数関数的に成長できます。 この成長が何よりのやりがいです。

社内の雰囲気

社内はかなり自由な雰囲気です。 先日、自由参加の全社パーティーインターン生1人で参加させていただきました。 私はパーティーには初参加でしたが、みなさんが積極的に私を輪に入れてくださいました。 そのお陰で、社長からインターン生の私まで、みんなが年齢や立場を超え、和気あいあいと楽しめる雰囲気でした。 気づいたら私も先輩の社員さんをちょっといじったりしちゃいました笑

オフィスは新宿のweworkというシェアオフィスにあります。 SENSY専用のお部屋と、4階建ての他社との共用スペースに分かれていて、どこで働いてもいいです。 専用オフィスで社員さんと一緒にお仕事するもよし、共用スペースの好きなフロアでのびのび働くもよし、めちゃくちゃ自由です。 共用スペースにはエスプレッソマシーン、紅茶パック、お茶のサーバの他、なんとビールサーバまであります! すべて無料、飲み放題です!

またインターンを始める上で、学業・研究や就職活動との両立できるかどうか、不安な方もいると思います。 私自身かなり不安に感じていましたが、岡本さんに正直に相談したら出社スケジュールなどをかなり柔軟に調整させていただきました。

慶應生にお得な情報

慶應理工には大学が設置している長期インターンシップがあります。 長期インターンシッププログラムに参加している企業のインターンに参加することで、大学院の単位が認定されます。 ガクチカと単位を得られる上、SENSYの場合はお給料までいただける、一石三鳥な超お得なプログラムです! 僕は学部4年の11月に説明会でSENSYのインターンに応募し、学部4年と修士1年の間の春休みからインターンに参加しました。 当初は春休みいっぱいの予定でしたが、あまりにも楽しかったので、修士進学後も主にオンラインで働かせていただいております。

SENSYでのインターンを通して学んだこと

スタートアップ企業のスピード感や、最先端のAI技術を実務を通して学べるのがSENSYでのインターンの魅力の1つかと思います。 しかし、私はそれ以上に「人に頼ること」を学べたのがよかったなと思います。 私は現在、SENSYでのインターンと並行して家庭教師のアルバイトをしております。 家庭教師は自分が得意なことを生徒に教えるため、「人に頼られること」が多いお仕事です。 一方でSENSYのインターンでは、毎日のように分からないことを質問させていただきました。 そのため「人に頼ること」がとても多かったです。 1. 自分が何で躓いているのかをまず言語化し、一旦自分で調べてみる。 2. 調べた結果、何がわかって何が分からなかったのかを整理し、質問をする。

このサイクルをひたすら繰り返し、少しずつ分からないことを解消していきました。 もちろんSENSYでのインターンでも成果を出し、「人に頼られること」を1つでもつくるのが理想です。 しかし新しいことに挑戦するとき、どうしても「人に頼ること」は避けては通れません。 「人に頼ること」こそが成長の近道であり、成長した結果やがて「人に頼られること」も増えていく。 それゆえ、「人に頼ること」も大事なスキルであると思えるようになりました。